英語力は年収に反映される

次の週末、私は転職エージェントの面談を受けるために、登録した転職エージェントの東京本社まで足を運んだ。

キャリアエージェントとの面談。
私はITエンジニアなので、入社してから携わった仕事内容、プロジェクト、ポジション、使用言語、開発環境、保持資格など事細かにヒアリングされた。

驚いたことに、このキャリアエージェントは予想以上に私の技術的な話を理解できた。
ひょっとしたら、この人も元はIT技術者だったのかもしれない。
まったくの素人なら、話について行けないはずだ。

「亜紀さん、このスキルもってながら年収200万円はないですよ。」

キャリアエージェントは少し苦笑いしながら控えめに言った。

「案件的に、年収500万ぐらいの会社狙って行けると思いますよ・・・ん・・・??」

キャリアエージェントは途中で口をつぐんだ。

「亜紀さん、帰国子女なんですか?」

一応書いていたプロフィール欄の帰国子女の欄が目にとまったようだ。

「そうですね。7年ほどアメリカにいました」

「資格は?英語系の資格を持っていたりする??」
キャリアエージェントの顔つきが真剣になってきた。

「えーと。TOEICをちょっと前に受けてたと思います。たしか940点だったかと。」

「亜紀さん、そんな大事なことは保有資格として必ず書いておいてください!!」

そうだった。私はIT技術者なので、IT系の資格だけを応募書類に書いていたのだ。

私は謝ろうとしたが、その声をキャリアエージェントがさえぎった。

「亜紀さん、これ行けますよ!! 必ず転職成功させましょうね!!」

キャリアエージェントのテンションは私よりもはるかに高そうだった。

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